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感想ありがとうございます

 みなさん、「壊れた自転車でぼくはゆく」に感想を寄せて下さって、どうもありがとうございます。みなさんが紡ぐ優しい言葉は、辛辣で攻撃的な物言いが当たり前になってしまったこの世の中で、心を安らかにして憩える、小さな日溜まりのように感じます。

 実社会、あるいはTVやネットの世界も、いまや言葉の棘だらけで、それは心を抉る地雷のように、争いを好まない、優しいひとたちを傷付けます。切れ味鋭くひとを誹ることが出来るひとがヒーローとなり悦に入ってる時代です。まるで攻撃的な語彙が、燃えさかる炎となって世界を焼け尽くそうとしているかのようです。

 ぼくがネット始めた頃とはすっかり変わってしまったように思います。なので、ある時期から、ぼくはこの世界から距離を置くようになりました。携帯電話やTVやコンピューターのモニターを眺めて過ごすより、夕陽や雲や森の木々や星を眺めて暮らす。そのほうが心穏やかでいられる。

 森の中で木の実や鳥の羽を拾っているとき、ぼくは至福を感じます。おそらく採集民族の血が蘇るんでしょうね。

 そんなものですから、すぐにお礼を述べることが出来ずに申し訳ありません。でも、ほんと勇気付けられてます。あまりに、自分の声がこの世界で場違いに感じられるので。

 父権的なこの世界で、弱い者に肩入れする母性の声は、なかなかひとびとの耳に届きにくい状況にありますが、それでも、細々とでも青い火を灯し続けていきたいと思っています。

 そう、表紙の絵を描いて下さった根本有華さんも、心が優しくなる感想を書いて下さってます。
 表紙の絵を見開きで見ることが出来ます。何度見ても、胸に不思議なさざ波が起こります。なんなんだろう? この感覚。ちょっと言語化しづらいです。郷愁、希望、夢、そういったものを絵の具にして描いたような...
 
  http://nemotyucac.exblog.jp/

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