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 あと、昨日子供から指摘されたんだけど、テナガザル系人間の特徴として、時間や記憶へのこだわりがある。
 こういった話題への食いつき方で、けっこうパーソナリティーが別れる。

 おおむね後ろ向き。時系列的に。

 Historyとstoryが同じ語から来ていることは、綴りを見ればすぐに分かりますよね。

 ラテン語までさかのぼると、知っている、という意味になるらしい。

 知っているということ。その人物、土地の来歴。そして物語。

 そこに価値を見る。

 知っていることに大きな意味がある。思い出。習慣。ひとや土地に懐く。

 これは保守性と関係がありそうな。

 新しい物好きであるか、古いものに愛着を感じるか。女房も畳も新しい方がいいのか、それとも一緒にすごした時間が長ければ長いほど価値が増していくのか。

 どうしても縁が切れない、捨てられない。離れられない。

 この気質の分化はやっぱり、森を出て草原に向かうか、そこに残るかという決断の違いがきっかけ?

 新しい猟場をもとめて移動していくグループ。乏しくなっていく食料にしがみつき森に残ったグループ。

 森に残ったのなら、そこを「知っている」ことは大事。どの季節になれば、どこに木の実が実るのか。植物は動きませんからね。猟の対象となる獣は移動するけど。つまり観察すべき対象が違う。

 過去にこだわるべきなんですね。記憶――思い出に大きな価値がある。習慣も大事。

 ただ「思い出」であるだけで美しいと感じてしまう理由はそのあたりから?

 知っていること、追想することに、脳が大きな報酬を与えてくれる。
 ほんとかな?

 また妄想が暴走してますが。

 あいかわらず脳はぶんぶん唸りをあげて回転してます。めまいマックス。

 こういうとき、実は高音が楽に出ます。脳の活性と高い声は相関してる?

 hiCがするっと出る。おそらく喉の筋肉をぐっと閉めることができるようにるから。

 高エネルギー。

 物理学と同じで、低エネルギーのときは世界はよく見知った姿を見せる。ニュートン力学的世界。

 でも高エネルギーになると世界はいっきに奇妙な振る舞いを見せるようになる。アインシュタイン的、量子論的世界。

 時空は伸び縮みし、粒子は曖昧な存在に変わる。

 脳の高エネルギーも一緒。

 すべての境界が曖昧になる。あくまでも主観的にってことですが。

 ないものが見え、あるはずのない音が聞こえ、すべての感覚器が、過去と現在が、夢と現が、我と彼が、生と死が融け合っていく。

 まあ言葉遊び的な相似ですが....

 それが本来的な宗教のビジョンなんだと思います。原始宗教の。

 だから言葉で伝えられるはずがない。感じるしかない。体験するしかない。論説ではなく物語。

 


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