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 被災した方々のことを思うと、激しく胸が痛みます。
 どれほどの不安と悲しみの中にいるのか。
 触れ合うことは不安を和らげてくれる。まずは隣のひとに手を差し伸べる。そういった連鎖が国中、あるいは世界中に広がって、悲しみの総和が少しでも小さくなっていってくれればと思います。

 パニック発作を持病としている者の多くは、それぞれが自分なりの処方を持っています。
 一般的なのは数を数える。ぼくは唇で破裂音を鳴らす。おまじないみたいなものですが、それがっけこう効いてくれる。
 不安や悲しみでどうしようもなくなったときのために、自分なりの処方を決めておく。
 大丈夫、とつぶやくのもいいかもしれない。そう思えなくても、おまじないの言葉と思って言ってみる。
 自分に言い聞かせる必要はありません。言葉は言葉として、ただそこにある。けれど、自分が思っている以上に言葉は強く心に作用します。無意識の力は大きい。だからこそ気を付けなくてはいけないんだけど。ひとを損なう言葉もある。むしろいまの世の中はそんな言葉の方が多いのかもしれない。
 
 でも、せめていまだけは「生かす言葉」。ひと言口にするたびに、ほんの少しなにかが変わる。だから、繰り返せば繰り返すほど効果は上がる。
 
 このふたつは、いますぐできることだと思います。

  

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近況3

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春になり、植物たちが勢いを増してます。手前中央と奥右はエスキナンサス。ここにきてどんどん新芽を出し始めました。手前下はリュウビンタイ。そのすぐ右の小型水槽はアジアンタム・ミクロフィラム。これがすこぶる元気がよくて、買ってきたときの十倍ぐらいにボリュームが増えました。右端の一番上部はヘゴシダ。小さなポットを買ってきて垂直庭園に入れたばかりですが、一気に葉を伸ばしました。これは大きくなりそう。
 奥の六十センチ水槽の上の鉢はホヤ。これは丈夫です。これも春になって新芽を出し始めました。
 わかりづらいですが、鏡の右脇に置かれた小さなガラスのコップはクジャクシダの育成場。胞子を撒いて、水を遣り、サランラップで覆ってあります。三ヶ月ぐらい? 経ちますが、一面に小さな葉っぱがびっしり生えています。これは前葉体で、ここからまた繁殖させなければいけないんだけど、いまはそのタイミングを計っているところです。

 これら植物を見ていてもわかるけど、いまはまさに木の芽時。あらゆる生き物のエネルギーがいっきに増す時期ですね。人間もそう。肝臓の活動が活発になり、それが熱を生み、活力となる。
 それがひとより多すぎると、身体にいろいろ問題が現れる。
 馬歩というのは、中腰の姿勢なのですが、ようは下半身に負担を掛けて、頭に昇った血を脚の筋肉に戻せばいいのだろうと思いなし、三日ほど、腰を落としたままのスローランニングを続けてみました。家の中とかまわりとか、時間があればいつでも。踵を落とし、膝を深く曲げ、重心を思い切り低くして。時速六キロほどですが、それでも一日に十キロは走ったと思います。
 結果、めまいは軽減しました。耳鳴りはまだ残ってますが。あと、頭の張りも軽くなった。
 心の状態が姿勢に現れるなら、姿勢を使って心を変えることもできるはず。フィードバックですね。無意識のうちに踵が上がってしまうなら、意識して踵を落とす。
 ようは、血の流れがどこで滞るかなんでしょうね。血は冷却剤だから、そこが滞ると熱にやられる。交通渋滞にたとえてもいい。そこに血が集まると、流れが悪くなる。結果、まわりが廃熱や排気ガスで汚される。

 で、熱は頭から腹に下がりました。まめいの後退とともに胃痛が。
 これはすでに経験済み。二年前、高血圧で苦しんでいたのが、父親の胃がん発覚とともに胃痛になり、高血圧はどこへやら。シフトするんですね。痛みは。

 ここ三日は胃痛で苦しんでます。あと、軽く花粉症も出ているので、目鼻への熱で、耳の熱が軽減したとも考えられる。熱の余剰はつねに一定なので、移ろうか分散するか、そんな感じで悪さしてくる。

 一般的な医学とはちょっと違う解釈ですが、自分の身体で確かめる限り、それで間違いない。

 まわりの本格的な花粉症のひとに比べると、ぼくはずいぶん楽してる感じです。外に出てしばらくすると鼻水が出てくるけど、くしゃみはない。目の痒みもほとんどない。これも食事療法の副次的効果なんでしょうか。
 
 

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