fly
せっかく動画をここに載せることができるようになったということで、以前つくったイメージビデオをアップしておきます。コントーロールバー?の一番右のアイコンをクリックすると全画面になります。それで見たほうが、ぼくが意図している感覚に近くなる。
夜の首都高速をipodnanoで撮っただけの映像ですが、イフェクト掛けて音楽をつけると、印象が大きく変わります。
奥さんは「肉体を出た魂が夜の街を飛んでいるみたい」と言ってましたが、そう思ってもらえたら成功です。
音楽はシーケンスソフトの「MusicStudio」でつくりました。と言っても打ち込みでなくリアルタイム録音ですが。「MusicStudio」は鍵盤が上下にふたつあるので、こういったことが可能です。イメージとしては「Dead can dance」。あの世界観ですね。
いまのところ、我が家で動画を撮ることの出来るカメラがipod nanoしかないというのが、ちょっと寂しいのですが、それでもめげずに、いろいろイメージビデオをアップできたらと思ってます。
夢、追憶、心の深層にある風景、そういったものを表現したい。それは別に小説でなくてもいいわけで、このビデオや下に置いた画像なんかもそうです。イフェクトを掛けることによって、素材が現実からどんどんと浮遊していく。物質から精神へ。
ぼくはDavid Fortneyのビデオが大好きなんですが、ようやく最近ブルーレイが出たので向こうから取り寄せることが出来ました。DVDはリージョンコードがあってうちのデッキでは再生できなかったんですね。
いずれは彼のような映像も手がけてみたい。まあ機材がうん千万という世界なんでしょうけど...
「エコール」の世界観です。少女愛は別にして、あの映像はほんとに素晴らしかった。いずれあんな感じのイメージビデオもつくってみたいです。少女は出来てませんが、あの森や古い寄宿舎の映像ですね、あれを。
これも、映画のどの場面をイメージしてるか分かりますよね。
ぼくが映画を撮るとした、あんな風に撮りたいです。「吸涙鬼」とか、まさに。
これは、夢の風景に似ている。昔、こんな色彩の夢を見ました。
闇夜に、真っ赤な紅葉が浮かび上がっている。風もないのに、はらはらと葉が舞い散り、そこでぼくは探していた奥さんと再会する。そんな夢。
現在の120cm水槽。 ここ二年ほど体調が悪く、ずっとほったらかしだったので、かなり状態は悪いです。水替えだけはしてるんだけど、ずっと白濁したままだし、黒ヒゲゴケがとにかくすごい。底床が三年と古いのが原因だとは思うのですが、取り替える体力もなく...
画面中央の緑の固まりはすべてコケではなく藻です。黒ヒゲコケのグリーン版みたいなやつ。なんかマリモっぽいので、駆除もせずそのままにしてあります。むしろもっと育てたいぐらい。これもアオミドロなんでしょうかね。
寄るとこんな感じ。これにも二種類あって、左側のはふんわり。右の中央のやつは、ぎゅっとかたまって、放射状に育つ。ギンゲコの水中版みたいな感じ。中央部分の影には黒ヒゲがみっしり。
あと、右下のはウォーターフェザー。実は、ずーとほったらかしていたら、胞子で増えて、あちらこちらの流木からこんな感じに新芽が出てた。一時はすべての流木を覆うぐらい新芽の嵐だったんだけど、そのあとすべてこの緑色の藻に侵略されました。これを意図的に出来ればいいんだけど。ホウオウゴケは、かなりの確率で胞子で増える。その仕組みさえ分かれば... いつも、気付くとあちゃこちゃから新芽が出てる。
あとは、おまけの映像。半年以上前に撮ってあったんだけど、アップする気力もなくそのままにしていた小型アクアテラリウム水槽の映像。いまは、ほとんどハイゴケ一色に覆われてしまいました。これは一番多様できれいだった頃。
画像いろいろ
例によってテオ・ヤンセンのシステムを使い、ドラゴンを製作。
尾を動かすためにカムを使ったので、向こう側の脚と翼は省略。こちらからのみ鑑賞。
二本の脚と頭、それに尾が有機的に動きます。これが一本のシャフトの回転だけで可能なのがテオ・ヤンセンのすごいところ。尾はいろいろ考え、結局上部から三本のナイロン糸で吊す形にしました。これが思いのほかいい感じなので、このシステムを使って別のなにかをつくれないかと思案中。人魚とか、あるいはオリジナルなクリーチャーとか。あと、脚の部分を縦にして類人猿の歩行ができないか検討中。
なんか、ここに動画も置けるようなので、近いうち試してみます。これらは動きを見ないことには、九割伝わらないので。
こちらはペガサス。カナダにいる友人の結婚祝いに。
あまりに繊細なんで、航空便で送るのが恐い。ほぼ間違いなく壊れそうです。一ミリ幅にカットしたクラフト紙で、蝶つがいとかつくってるんで。自分でつくって自分ではまり、一日中クランク回していたら、ちょっと腱鞘炎ぽくなってしまいました。
現在の垂直庭園。実は最初のやつは数ヶ月前にフェルトが全部ぼろぼろとくずれてしまい、崩壊。あれって、糸くずみたいなやつを糊で固めてるようなものなんですかね。溶けてしまった感じ。なので、今回は工業用の厚めで、耐水性のあるフェルトにしました。サイズもついでにひとまわり大きく。リュウビンタイが一番のお気に入りです。
ポンプで水を循環させ、タイマーで数時間おきに霧を発生させるのは変わらず。こちらも数ヶ月目に突入。テープ状の葉はシランの仲間。これが一番元気。根がもうフェルトの下からはみ出て、水槽まで届いている。
こちらはミスト水槽。立ち上げてほぼ二年。すごく安定してます。一番手が掛からない。陰性の湿気を好む植物を入れているってこともあるんですが、たいして光もあててないし、ほとんどほったらかし。タイマー制御で三時間おきに三十分霧を発生させてるだけ。霧発生時の水槽は、ほんと息を飲むほど美しい。毎日見ているのに、そのときはつい手を止めて、水槽を眺めてしまいます。