ミズハコベ
おそらく昔はどこの小川にもあったであろう水草。いまでは、見つけることさえ困難になっています。この10年のあいだでも、どんどんと生息地が少なくなっているように思います。一番の原因は護岸工事ですかね。どうしてこんなところを? って川でさえ、がんがん工事してますからね。
取材や顔合わせが続き、集中して仕事ができなかったので、ここ二日は原稿に没頭してます。48時間ぐらい外に出ていません。だって、38度とかあるし。雨戸も開けず、部屋の灯りも点けずに仕事してます。そうすると、少しだけ室温が下がるので。PCも、休憩する時は電源を切ってます。すごい冷却ファンがうるさいから。
昨日は、西日が差し込む夕方にキッチンが35度に。短パン一枚で執筆しているんだけど、それでもなんか頭に血が上って、鼻血が出そうになります。(いや、ほんとに)
隣の部屋のクーラーはなんかやる気なくしてます。困ったものだ...
何日か前に、やけに原稿が進むんで、どうしてだろう? と思ったら、気温が低かったんですよね。なるほど、って思いました。執筆速度ばかりでなく内容にも、この「書斎の気温」って影響するかも。「熱帯文学」って言葉あったっけ?
明日は、外気温が39度近くになるそうなので、もしかしたらほんとに鼻血が出るかもしれません。
そんなぼくを見て、妻が、
「なんで、そんなにこっくりこっくり頷いているの?」
実は、ちょうど「彼は、そう言って頷いた」って文章を書いていたところでした。ぼくは、文章に書いたとおりに、自分も動きます。「かぶりを振った」って書けば、首を横に振るし、「手を差し伸べた」って書けば、手をモニターに向かって差し出します。まあ、それ以外もそんな感じ。
妻は、「なんだか見てはいけないものを見てしまった気がする」って言ってました。
恩返しの鶴じゃないんだから...